(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。
先日、コンサル先の酪農家さんのこところで新しい搾乳ロボットが動き出しました。その方はもともと1機使っていたのですが、もう片側にも搾乳ロボットを設置しました。その最初の稼働を端から見ていて、ふと思ってしまったんです。
僕は酪農コンサルという仕事をしています。もちろん酪農には搾乳が必要不可欠なスキルです。1日の仕事のメインです。だから、搾乳手順を専門にしているコンサル、スタッフ、機械メーカー、などなど色々な方が多く関わっています。なんですが・・・そいうった方たちの仕事はこれから間違いなく減っていってしまうんだろうな・・・と。ふっと感じました。
この牧場では昨日まで60頭1時間近くかかっていた搾乳時間が、20頭以下 約20分以内に短縮されます。「これからは牧場の美化に努めたい!」奥さんは話しをしていました。これから何年先になるかわかりませんが、恐ろしいほどの速さでこの「機械がヒトの仕事を奪う」という行為が加速していくんだろうなということに妙に納得してしまいました。
もちろん、「まだまだ搾乳は必須スキルだ!」という方は多くいると思います。
でも、その多数派の方達がどんどん少数派になっていくということ、その減少するという事象に伴う搾乳に関わる仕事がどんどん減っていく・・という事に確信せざるを得ません。
イギリスのオックスフォード大学は、これからの10年で世の中の仕事の50%以上が無くなってしまう。その代わり新しい仕事がこれから生まれる!と言っています。
搾乳に代わる酪農家の新しい仕事って何なのでしょうか?
これから本当にその新しい仕事って生まれるんでしょうか?
うーん。今の僕には見当もつきません・・・
あなたの経営の参考になれば・・・