(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。
人類の敵だったこの3つの災いの内「伝染病」について解説をしていきたいと思います。こんなコロナショックの最中だからこそ、過去の人類に学ぶべきことが多いと思って、話しを進めます。
とんでもない伝染病の代表が「ペスト黒死病」と「天然痘」の2つだと思います。このどちらかの病気になってしまうと、もう大事件だったわけです。1人がかかっただけで、その村・町・市が下手したら全滅、もしくは30%以上の人が死んでしまうような規模だったわけです。
今同じような事が起きたらと思うと、吐き気がするレベルのまさしく災害だったわけです。これがホモデウスの作者によると「もはや災害でなくなった・・」というか?というと。
今まで伝染病が起きれば、それは「神の怒り」だったわけです。
なぜなら
・ペストという病名が解っても治療ができない
・その感染を防ぐためにどうしたら良いのか?わからない
・菌というモノが理解できない
・ウイルスが理解できない
(菌とウイルスの違い分かりますか?抗生物質が効くのはどちらか?)
何が何だがわからない状況で、人の理解を超えた存在をヒトは神と呼ぶわけです。過去何百年何千年、何万年もヒトはこの(死)神を恐れていたわけですが、それが近年ここ50年ほどでこれを克服しつつあるという事です。
その例として、「今回のコロナウイルスは人類を減らすために神が使した使者だ!」なんて言っているヒトは極々一部がいますが・・ほとんど存在しません。なぜなら誰もが「治せる」「収束できる」「治療薬ができる」と確信しているからです。ならば、その治療薬を少しでも早く!という事で、政府を非難したり、経済との調整に声をあげたり、つまりは「人災」というステージに入るわけです。
このコロナショックを機会にたまたま過去の伝染病「ペスト」「天然痘」の資料を読む調べる機会がありました。その災いに比べたら・・もちろん比較すれば良いわけではありませんが、そういった時こそ、「冷静な判断力」が必要になるんじゃないのか?と思って、ブログにしました。
あなたの経営の参考になれば・・・と思います。