(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。

コロナショックにより「ロックダウン(都市封鎖)」や「自粛活動」のため、皆さんが心配されている通り、経済活動はガタガタになってきています。4月までの日本の倒産件数は114社となっていますが、実態はその10倍から20倍なんじゃないのか?なんて言われていますし、飲食・観光・宿泊に至っては、無収入期間が2〜3ヶ月となり、非常にピンチな状態になっています。

アメリカでも大手百貨店「ニーマン・マーカス」も倒産しました。そして、先日発表されたアメリカの失業率・・なんと14.7%・・絶句・・これは表にするとわかりやすいと思うんですが・・

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完全にリーマンショックの失業率を超えています。
2020年6月には30%まで行くのでは?という数字も出ています。
アメリカの労働人口は2018年で1.6億人。その内、15%となればおよそ2,400万人の人が失業した計算になります。さらに30%ともなれば4,800万人の失業者になるかも?と計算されているわけです。

さて、こんな経済と雇用が悲惨な状態に関わらず、日経平均株価とニューヨークダウ平均株価は、揺り戻しを起こしてとうとう日経平均2万円突破(2.3万から1.6万まで下がった)したり、NYダウ平均も24,000ドルまで(30,000から20,000以下まで下がった)戻ってきています。
株価というものは、将来への投資になるわけで多くの投資家がこれから経済が回復する!という風に考えていると、思われるわけです。

ここで疑問が・・投資家たちは将来的にもう回復すると予測している?という事でしょうか?

ところがその辺りも調べると、そうではないようです。
投資家たちが予測するには、想像したよりも「悪くなかった」という事だそうです。実際、経済ダメージはリーマンショックを超えると言われていたり、その影響はヨーロッパを含めた世界規模レベルという事で、もっともっと悪い未来を予測していたようです。その予測よりはマシだったという話しのようです。

では、それはどのくらい悪い予測だったのか?
その辺りも調べてみると色々わかるかもしれません。

あなたの経営の参考になれば・・・