(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。

withコロナでは、働き方は変わるのでは?と再三言われている。が、そこまで大きく変わっていないように感じるかもしれない。しかし、今いよいよコロナショックによる景気後退を受け、企業自体の存続すら危ぶまれるような危険水域にきている。特に飲食店は売り上げ50%減少、旅行代理店もエンタメ産業も同様の状況。そしてそこから波及してそこに商品を卸していた企業も、危機的状況になりつつある。そういった中でどんな「変化」が起きるのか?を推測する。そうは言ってもこの変化は非常にゆっくりなので、気付いたら変わってた?レベルかもしれませんが・・

【伸びる産業・落ちる産業】
・移動 外出・・・クルマ、鉄産業、航空機産業、石油産業 → 下落
・パソコン ゲーム・・・半導体、電子部品 → 横ばい
・飲食(小売)・・・スーパーなど → 好調
基本的には、巣篭もり需要(家で過ごすための)は好調で、外出系は下落

・証券会社・・・株を始める人が増えて → 好調
・銀行 ・・・ 貸し先が不調のため融資が新規融資先が減少 → 下落

【雇用に関して】
人出不足割合は大幅に減少(31%→19.3%)
これは正社員・非正規社員に対して同様の結果
コロナショックにより失業者数はそこまで増えていないように感じるが、休業者が失業予備軍となっている可能性(597万人いる→全体の9%ほど)
転職市場も不調
ANAも2021年の新卒採用を見送った・・

【就職活動・転職活動の変化】
面接が 対面 → web へ、インターンも 合宿型 → オンライン型へ、服装も リクルートスーツ → スーツは最終面接のみ
などなど、直接会うことからオンラインへ移行しつつある

【オフィス・テレワーク】
リモートワーク・テレワークを続けたい・・・69.4%
通勤ストレス、会議が減る、などメリットある反面、信頼関係構築などの課題が残る、これは仕事への評価などの変化が一緒に必要になってくる。このことにより中間管理職の職が必要なくなると言われている(大幅に必要ない)

大きな流れとして、今まで何となく働いていた人や、成果が出ていなくても会社にいられた人、それらがシステム改変により浮き彫りになり、これから先「コロナ」を理由に市場に流出する可能性が高い・・これは、少しずつあらゆる産業で起こる可能性がある。

あなたの経営の参考になれば・・・