(株)牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

最近、テレビやネットニュースでしきりに Uber EATS の配達員が取り上げられているように感じる。先日もフェンシングオリンピック代表の三宅選手が、コロナショックによる収入減のため、遠征費などの費用を捻出するために、配達員をしていると報道されていた。
さらには、その配達にシェアサイクルが使われ始めているよう。

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見た目はなんだかいかにも?って感じだが、手っ取り早く始めるのには相性が良いようですね。

このシェアサイクルかどうかはわかりませんが、お昼休みの時間帯に30代OLが Uber EATS の配達中に車に轢かれて亡くなるという痛ましい事故が起きていました。少しでもお金を稼ごうと昼休みに配達するなんて涙ぐましい努力と思う方も多いかもしれないけれど、ちょっとした小銭のために命を落とすなんて・・悲惨な人生の終わり方じゃないのか?と思ってしまいます。

田舎道を自転車で滑走するのとは違って、やっぱり街中でそれも人混みの中を走ろうとすればそこそこ車道を走らなくてはいけないし(本来は車道走行ですよね)、かなり危険な行為とも言えますよね・・
しかも、もし事故を起こしても無保険だろうから、Uber側での保証とか一才無かったはず・・そんな中で事故を起こしたら今まで稼いだ金額が一気に吹っ飛ぶどころか、赤字になるし、一生残る怪我を負うかもしれないし、最悪今回の事件みたいに亡くなるかもしれない。

「シェアリング エコノミー」なんて言われているけども、自動運転オートパイロットやドローンや配達ロボットの性能が上がるまでの代替手段でしかない。人間の方が今は安く雇えるから、経営者がそうしているだけで、ロボットの方が安くなれば一瞬でそっちに移行していく。
こんなこと、みんな なんとなくわかっているわけだけども、こういった刹那的な仕事に命を天秤にするなんて・・・僕は考えてしまう。もちろん、稼ぐことはできるんだろうけど・・

僕たちはこうしたテクノロジーの奴隷にはなってはいけない。あくまで利用する側に回らないと、そんな消耗してしまう人生は長続きできない。でも、「こういった行為」なんとなくわかってはいるけど、刹那的な労働に従事してしまう・・・そんな時がある。もし、こういった行為が増えているのであれば・・・それは危険な行為だと思う。