㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
なんだか難しそうなキーワード「API」を解説。
まず言葉を説明すると、APIとはアプリケーション・プログラミング・インターフェイスのこと。異なるソフトAとソフトBを接続するコード、線の束のこと。非常にわかりづらいので、例を上げると・・・会計ソフト「free」を使っていて、北洋銀行さんのネットバンクを使っていたとして、北洋銀行での振込み記録、入金記録が自動でfreeのデータに取り込まれるようなシステムのこと。リンクしているなんて言い方がされるかもしれませんね。
このAPIが起こることで、間違いなく二度手間、三度手間が減ります。SaaS(サース)と呼ばれるサブスクでクラウド型のソフトウェアはほとんどがこのAPIを含んでいて、「API連携によるオープンプラットフォームを加速させたい」という構想にいたります。今現在、freeでは100以上のアプリが連携しています。
実際に日本の企業の平均8.7個使っているそうで、アメリカで企業平均80個になるそうです。今後この動きが加速することは間違いありません。
ここまで説明してもわかりづらい方のために、酪農で例えを出すと・・・わざわざ農協に報告しなくても、ファームノートに牛の販売代金を記録すればクミカンに反映されたり、個人のクレジットの使用履歴がクミカンに反映されたり、搾乳ロボットのデータが餌よせロボットに反映されたり、データの相互移管が随時行われ、そこにヒトの手、入力などが省かれる・・というわけです。
ただし、こういったシステムに対してまだまだ理解が追いつていないので・・導入はまだ時間がかかると思われます。
気づいた人は、早く行動するでしょう。