㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
SaaSとはSoftware as a Serviceのことですが・・今更聞けない人のためにこっそり解説します
SaaS(サース)は、最近よく聞く言葉かもしれませんが、しっかり理解しているという社会人は少ないように思います。しかし、我々の生活にしっかりと地味に浸透しているサービスでもあります。
SaaSとは言葉でいうと・・クラウドで提供されるサービスのこと・・です。クラウド?クラウドとは、ネット上できる・・ということです。今まであるサービスと何が違うのか?というと、今まではシステムを買うことから始めました。言ってみれば、家電屋さんで家電を買うように、カセット・ソフトのようなモノを購入して、それをパソコンにダウンロードして使っていました・・が、SaaS商品はそういったことをしません。ネットに繋がっている前提で、クラウドを介して、サービスを利用するのです。わざわざ製品をダウンロードしないのです。
今であれば、Microsoftのoffice系のMicrosoft365などがそれに当たります。月額いくらで使うことが可能です。
このSaaSのメリットは、「初期投資が少ない」こと、ほとんどの商品が買取システムではなく、月額サービスになっているので、非常に少ない金額で始めることができます。ちなみに、Microsoft365は月額890円です。
また、「常にサービスが進化していく」クラウド上でのやり取りになるため、OSの新規変更など、または製品自体のアップグレードなど、さまざまな事に随時対応できるメリットがあります。例えば、会計ソフトの場合、消費税が8%から10%に変わるなどの変化では、SaaSの場合、大元のシステムに変更するだけですが、オンプレミスの場合は、自分で変更が必要になります。
SaaS企業は、顧客側の初期コストを抑えて、数量でカバーしていく販売戦略のため、顧客のそれぞれのデータからさらに、サービスを進化させていきます。そして、さらにサービスを拡充していくのです。なので、企業側の初期費用は莫大であり、さらに投資をし続けるために、赤字の場合が多いです。
我々は、そういった商品の何が良いのか?を見極めながら、上手に利用していくべきでしょう。オンプレミスの商品よりも、格段に便利なことは間違いありません。