㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
2017年に公開された映画ですが、Netflixにあったのですぐに見ることができましたw
この映画のタイトル、ファウンダーとは創業者という意味ですが、この映画はおそらくどちらが創業者だと思いますか?というタイトルなんだと思います。実は、マクドナルドは、レイクロックが最初に作ったわけでありません。レイクロックがある日訪れたレストラン、それがマクドナルド兄弟がやっているマグドナルドだったわけです。メニューを3種類に絞って、ハンバーガーとポテトとシェイク、30秒で客に提供する、皿もフォークもない、食べたらゴミを捨てるだけ、というスピードが重視されたシステムに感銘を受けて、「ぜひフランチャイズ化させてくれ!」という話しからスタートしたのです。
マクドナルド創業者の伝記的映画ファウンダー(創業者)をみた感想
そこからわずか20年ほどで全米6000店舗にまで拡大している。日本でも1971年あの藤田田さんが日本で日本マクドナルドを銀座に出店している。
この映画の中で、主人公レイ・クロックは悪く描かれている。このマクドナルド兄弟からノウハウを奪い取り、結果を店を乗っ取った、というような形で描かれている。最後の方で、結局兄弟は、このマクドナルドの経営権を譲渡して終わる。その際も、苦々しく未練タラタラで、憎まれ口を叩かれるわけだが、彼らが受け取った金額は270万ドル、現在の価値でおそらく5億円から10億円だろう。実際にそれだけの資金を集めるのに、レイクロックは相当苦労したと自伝には書かれていた。
この映画の評価で、レイクロックは相当の悪党と言われている。ネットの評価を見れば、結構辛辣に言われている。ヒトのビジネスを奪った・・という見方だ。でも、僕はこう思う。0を1にする力はもちろん凄いのだが、その1を1000にする力も物凄いモノだということ。