㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
技能実習生がコロナの影響で来れなくなっている最中、農業(農業以外でも)の現場では人出不足が深刻化しているというニュースから。
こんなニュースがありました。
これを受けて「ひろゆき」がこんなTweetをしました
これに対してコメントが430件ほどついています。その内容を要約すると大きく分けて2つ。
① 日本人は年収400万で募集しても来ない。外国人の方が真面目に仕事をしてくれる。
② そもそも、小規模農家に年収400万円も支払えない。そんなに甘いものではない。
実際に年収400万円には、社会保障費がかかるとか固定費がそれ以上にかかるという理由はここでは割愛して、ここに経営者が悩む矛盾があるわけですね。
低賃金労働に頼らず採算が取れるように経営していくのか・・それとも低賃金労働に頼らないと働き手が不足し、事業が成り立たない・・・という問題。
中にはこんな発言をしている方がいました
「年収400万で、炎天下でクーラーどころかあ日陰もない畑で朝から日暮れまで(休憩あるとはいえ)長時間労働農作業できますか?これは採算の問題でしょうか?働き手、不足してませんか?」
事実だけ挙げると、賃金がこれから先下がることは120%あり得ません。さらに、好き好んで「辛い」思いをしたいヒトもいません。ヒトが多くなって働くところがないからといって、そういった3K職場で働きたい!というヒトは、どこまでいっても極々少数という意味ですね。
これも一種のデストピアですね