㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

本来、リーダーが部下に仕事を教えるときというのは、部下ができるようになるまで何度も何度もしつこく繰り返し、完璧にできるようになるまでしつこく教える必要があります。
1回教えただけでできるの人は、天才
10回教えてできる人は、秀才 です
100回教えてもできない、普通の人 です。
我々小規模零細にくる社員の人で、天才や秀才の人は、万に一つも来ないのですから、経営者は、1,000回教えるつもりで教えこまなくてはなりません。
1,000回とは、毎日繰り返して、3年かかります。
やはり、1人前になるには最低でも3年はかかるということです。

さらに、その上で、人を使って経営していく上で、うまくいかない組織、会社があります。なぜなのか?というと・・・
経営者自らがやると、100点の仕事
経営者から教えられた人間がやると、60、70点
さらにその人から教えられた人間がやると、30点、40点になります
この点数を、どこまで100点に近づけることができるか?
これを追求しなくてはいけません。
経営者が、「まあこんなもんでいいか」となれば、決してうまくいきません。
経営者が、社員に対して「完璧な仕事をしなければ意味がない」という厳しい姿勢で臨む、さらには、自分にも厳しくする
99点ではだめで、100点じゃないと意味がない、そういう指導をしなくてはなりません。

だからこそ、どんなに細かい!と言われても、やらなくてはならないことは、やらなくてはならないし、そこで妥協をしてしまえば、せっかく今までやってきた99点が、無駄になってしまう・・ということがおきます。
ちょっとでも不安を感じることがあるならば、徹底的に自分が納得するまでやる!という気概が、人の上に立つ人間には必要なのです。

「私はしっかり指導しました」「私はやれと言いました」「頼んだ仕事ができていない」という人がいます。頼むだけなら、誰でもできます。頼むだけでいいなら、みんな苦労しません。
望む通りに事が進むように、確認する、指導する、徹底する、これらができるからこそ、仕事の意味があります。