㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

経営者は、当然、自分の事業・会社に関して、徹底的に全てを把握しておかなくてはならない。知らない、は許されない。キャッシュフローの把握は当然として、数字として語ることができるものは全て、リアルタイムで把握しなくてはならない。これは、経営者として当然のことである。
自分の会社のことを聞かれて答えることができない、というのは経営者失格である。

酪農経営者で、自分、自ら金融機関に出向き、融資をお願いした経験がある、という方は少ないと思う。ほとんど、対農協とのやり取りで、全てを把握している農協だから、任せる、安心だ、という心境かもしれない。
一方で、零細企業の経営者が、金融機関から融資を受けるときは、根掘り葉掘り、とことんまで聞かれる。聞かれた内容に「数字」で答えることはもちろんのこと、予測的なことも当然聞かれる。この融資を持って、何を具体的にしたいのか、など経営者の考え、意思を聞かれる。ここで、マゴマゴとしてしまったらNGであろう。

経営者は、やはり、自分の現場で起きていること、現実に起きていること「数字」、現物を把握しておかなくてはならないのである。会社の全てを把握して、そこで明確に答えることができないといけないのである。「知らない」は通用しない。知らないのなら、すぐにその場で調べる、これが求められる。
ここで「知らない」という答えが出るということは、経営者が、当事者ではなく、人のモノ、人の会社、他人のもの、という意識があるのではないのか?という疑問を持たざるを得ないし、相手には必ずそういった他人事の印象を与えてしまう。
経営者なら、全てを把握すべきである。