㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
「デフレ」日本はバブル崩壊の後、デフレ経済が続いた。デフレが日本を30年停滞させた。このデフレからインフレに変えることができれば、日本経済は復活する。そう信じられてきた。何とかしてインフレにするために、あらゆる政策が実行されてきた、それがやっと実現した。インフレ率3〜4%を達成した。
実際はどうなったか
インフレによって、物の価格は上がった。食料品は1.5~2.0倍ほど上がり、燃料も高騰した。しかし、給料はそれほど上がっていない。ただただ、インフレによって生活が苦しくなっただけである。インフレが起きれば全てが解決するはずだったのではないのか・・・
これは、デフレだけでなく、少子高齢化なども一緒だ。人口が増えれば全てが解決する!というのなら、なぜ、過去の日本は人口削減対策を行い、中国は一人っ子政策をしていたのか。
つまりは、こうした犯人探しは意味がない。そこに、解決策は存在しない。我々一人一人に関係あるのは、目の前の1つ1つの仕事、それだけである。マクロ(最大化)で語ることに意味がない、ということである。政治のせい、政治家のせい、農協のせい、にしても何も解決しない。
解決策は、個人個人の努力によってでしか、個人の幸せの総量は増えない、ということである。
そして、SNSによって・・・SNS以前から、我々は「正義」というものに酔ってきた。自分の中の正義を振り翳している時が最高に気持ちいい。誰もわざわざ注意なんてしないから、余計に気持ちいい。そんな自己満足に酔っているのは、さぞ気持ちいいだろう。でも、経営の世界でそれは通用しない。残念ながら、利益を出せない会社が続けられるほど甘い世界ではない。会社とは、社会にとって利益があるから、存在を許されているだけで、必要だから存在しているもの、という認識が経営者に必要である。
経営者は、社会に存在できるように、粛々と自分の事業に集中して経営すべきだと思う。