㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

事業を拡大する、大型投資をする、「時」というのは、景気が良い時にやるというのが一般的である。会社が成長するタイミングとは、経営が良い時・・・と誰もが思うが、実はそうではない。
不景気の時こそ、会社が成長する絶好のチャンスである。

景気が良い時には、どうしても全ての単価が高い。市場原理の法則で、高くても売れるなら、高くなる。そうした中で、今こそチャンス!と、高くてもモノを買ったり、高くても建物を建てたり、過剰に人を採用したりする。その時、自分の経営が実力で良いのか、景気に左右された良いなのか、判断しないで進める。
その後、リーマンショックのような不況が始まると、投資を止めたり、リストラをするような状態になってしまう。

一方で、景気が悪い時には、誰も投資なんてしない。どこも余裕がない。人も採用できない、増やせない。そういう時にこそ、優秀な人材が市場に出てくるチャンスであるし、今まで高かったモノが安くなるチャンスでもある。さらには、誰もチャレンジできないので、やりたかった事ができるチャンスでもある。
景気が悪い時こそ、実は会社を成長させるチャンスなのである。取引先が潰れてしまって新しい取引先を探している会社と偶然出会えた。今まで門前払いであった企業と取引できるようになった。不景気こそ、チャンスが転がっている。

その不景気の時に、投資できるようにするためには、事前の準備をする必要がある。キャッシュフローを厚くするのはもちろん、事前に運転資金融資を受けておく。さらには、景気が良い時にそういった準備、蓄えておく、自分の経営を冷静に見つめる事ができるかどうか。
今できなかった事が、不景気の時にできるかもしれない。会社を成長させるチャンスはその時である。