㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

「こんな部下しかいないから」
「こんな急に円安になったら、コストが上がって・・」
「これは私のせいじゃない。私は精一杯やっているが、外部環境がこうも変わってくると厳しい。これが限界です。」
こういった事を言って許されるのであれば、そもそもがリーダーなんて要りません。為替も変わらない。売値も変わらない。原価も変わらない。外部環境が変化しないのであれば、誰が経営しても結果は一緒だからです。誰が経営しても同じになるような社会は、継続できません。

何か問題が起きた時に、売上が大幅に下がった、利益が大幅に下がった、キャッシュが大幅に減った、という時に、「泣かない」「逃げない」「やめない」という強い精神を持っている限り、必ず会社は良くなります。
経営者が人間である以上、逃げない、と決めれば、自分の経営(会社)にとことんまで向き合わなくてはなりません。
経営の中では、「めんどくさい」「細かい」こんなことは日常茶飯事です。役所に提出する書類は、一文字でも間違っていたら訂正の連絡が入ります。必要な書類が1つでも足りなければ、すぐに提出するように連絡があります。今、やっと休もうと思ったのに・・・という時でも、さっと腰を上げて、すぐに対応しなくてはなりません。こうした細かい仕事でも、逃げない、と決めたらかにはすぐさま対応しなくてはなりません。メールやLINEの返答もそうです。仕事の返信はすぐに対応して、次の仕事に取り掛かる。そうやって、仕事を溜めない。
「めんどくさい」などと泣き言を言わない。リーダーや経営者は、忙しいのは当たり前です。その忙しさの中に、どれだけ細かく対応できるかどうか、ここで逃げては良くなりません。