㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
人一倍の我慢が必要である
忙しい時、とんでもなく忙しい時、朝から晩までやっても仕事が追いつかない、そんな時でも、「我慢」しなくてはならない。冷静に、今!やるべきことを1つ1つ丁寧にこなしていく。
仕事上のトラブルで、相手に対してキレそうになった、時でも、「我慢」しなくてはならない。キレて得することは1つもない。相手のミスではないことの方が多いからである。どうしようもない、誰も悪くない、が誰かが責任を取らなくてはならない、そういう時もある、我慢である。
一向に経営が上向かない。やってもやっても、経営がプラスにならない。意味があるのか?もうやめたい、やめた方がいいのか?全てを投げ出したくなる、「我慢」が必要である。
経営していく中での、理不尽。
自分の力ではどうにもならない事が、起こる。
それら全てに対して、経営者は「我慢」が必要である。
どうしたら「我慢」ができるのか
それは、将来の希望、です。自分のビジョンを達成するために、今できることをやる。今やっている仕事を1つ1つ丁寧に確実にやる。みんなが苦しい時に、一緒になって、苦しい顔をしていても、雰囲気が暗くなるだけで、何も解決するわけがありません。誰もできない事をできるからこそ、そこに価値が生まれるわけで、それに耐え、乗り越えた先にある何かを手にするためなのです。
忍耐(我慢)とは、受け入れるものではなく、前に進む力である(松下幸之助)
忍耐とは、ただ黙って我慢することではない。どんなに厳しい状況でも、自分を見失わずに、前に進む力である。つまり、忍耐とは、1歩を踏み出す勇気、である。現状をしっかりと受け止めた上で、自分にできる事を見つけて動き出す。これが、経営者がやるべき「我慢」です。