「絶対に会社を潰さないために」経営者は、泥水を被っても何でもする、会社のためには何でもする!という覚悟が必要である。
経営者に好き嫌いがあってはならない。やりたくない?なんてものを、経営者自身が率先してやっていかなくてはならない。その中でも、資金借入れがその最たる例ではないだろうか?
金融機関との交渉、何から手をつけて、何から話せばいいのか?何を話せばいいのか、分からないことだらけである。分からなくても、積極的にいくしかない。どうやるか?よりも、まずは、やってみてそれから次の一手を考える。そのくらいの気概が必要である。
朝早い時間から必要であれば、そうするし。たとえ休みであっても、休みだから電話に出ない、なんてことは経営者にはあり得ない。会社のために、何でもやる。できないことはない!という意識が、突破口を開く。
むしろ、その「何でもやる」という意識がなくなった時に、会社の未来がなくなる、そう考えるべきである。
大抵の場合、この「何でもやる」精神が薄れる時は、経営が悪くなった時である。客観的にみれば、非常に不思議ではあるが、経営が良い経営者ほど「何でもやる」であり、経営が悪い経営者ほど「あーでもない、こーでもない」と言っている。経営が悪いからこそ、「何でもやって、何か1つでも成果を増やしていかなくてはならないのではないか?」そう考えるべきなのに、なぜか、できない理由ばかり考えてしまう。
経営が悪い時こそ、「何でもやる」を思い出さなくてはならない。この精神がないと、このままでは会社は潰れてしまう。できない、やりたくない、を言っている場合ではない、という自覚。そのためには、泥水を啜る覚悟を持って、自分の経営に取り組む。
