㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

お肉に肉税金がかかる?

アメリカでのSDGsや環境問題、さらには、人口増問題にかけて・・・
「肉」というのは、穀物をたくさん使い、水資源を大量に使うため・・・
という流れの中で、肉に税金をかける流れが加速しつつある。
もし、アメリカが税をかけるとなれば、日本も従順に従っていくのであろう。

畜産に使われる穀物は、50%が人間が食べない副産物で構成されている。なぜなら、コストを下げるためだ。特に、フスマや糠など皮系は食べない、油カス類も食べない。畜産を減らせば、それらの処理をどうするのか?さらには、堆肥、有機物系肥料と化学肥料との関係もある、畜産がへれば堆肥が足りなくなる・・・
ということは、全く考慮されていない前提で話す。

牛コンサル

地球温暖化の原因の15%は畜産業からきている・・という理由もある。

「Eat Just」という会社はすでに、プラント由来の食材で肉を提供し、これが
普通に美味しいという。

画像

さらには、卵液。これをそのまま焼けばスクランブルエッグが作れる。言われなければ卵と区別がつかないレベルらしい。

「Good Meat」社は、培養肉の会社。この企業が他社と違うところは、通常、培養肉といえば、牛肉から入る。牛肉はもともと高いから、コストが合うという考えだからだ。ところが、Good Meat は、コストの安い鶏肉から始めている。なぜなら、世界で1番食べられている肉が、鶏肉だから、環境問題を解決するためには、1番多い鶏肉から無くさないとダメだ!という理念からだ。
この培養肉は、筋もないため、肉の味が純粋に濃い?という評価だった。
この分野もどこまで進化するのか・・・
すでに 100g 70円まで実現可能と言われている。

10年後、肉税がかかる可能性・・・・30%くらい??