㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

自分の経営に困難が起きた時、売り上げが減った、利益が減った、キャッシュが減った、経費が増えた、こうした経営危機に陥った時に、経営者は途方に暮れてしまう。目の前の困難に対して、何をどうしたらいいのか、何から始めたらいいのか、何をするのが正解なのか、本当に解決できる問題なのか、という状態しか見えないから。この先の明るくなる未来が、全然見えない。こういう精神状態になること、は非常に理解できる。

この「困難を乗り越える」とはどういうことなのか

どうしたら利益が増えるのか
どうしたら売上が上がるのか
どうしたらキャッシュが増えうのか
を考えて、もがくしか、方法はない。
あれやこれを考えて、やってみて、実行してみて、良いのか悪いのかを検討して、再度やる、これを繰り返すしかない。
そうやって、もがいた先に、気づけば「解決策」が見えてくる、という意味である。

「困難」に対して、あきらめて傍観する・・・という人がいる。嵐が去るまで待つ、不況が去るまで待つ、これと一見すると同じように感じるかもしれないが、そうではない。ただ待っているだけでは、いざ、風向きが変わった時に、何もできない。準備ができていれば、その時にブーストをかけることができる。
その差が、謙虚になって現れる。
だからこそ、経営者が諦めてはいけない。もがいてもがいて、解決策を探すしかない。その先に、必ず、明るい未来がある。そうやって、自分も社員も周りも引っ張っていく、経営者はそうでなくてはならない。