経営者として、社員から「どうしたら社長になれますか?」と質問されて、どう答えますか?
ここに、後継者を育てるヒント、今経営者としてのヒントがあると思います。自分がサラリーマンとして、どうしたら社長になれるかを考えた時に、1番は、営業でとことん売ることでしょうか。成績が1番であること、これが経営者になる近道であることは間違いありません。が、それだけで足りるでしょうか。
よくある話し中で、営業としての能力はピカイチ、研究者としての能力はピカイチ、そういった人たち独立して会社を作って、その後何年かして、会社を潰してしまった、という話しはよく聞きます。
では、きちんとした財務管理ができている。潤沢なキャッシュがあれば、いいのでしょうか?これは、ベンチャーにとってのあるあるですが、何億円という出資を受けて、スタートしたとしてもベンチャーの中で成功するのは100人に1人もいないと思います。潤沢なキャッシュがあることで、ハングリーさが失われて、なんのために会社を作ったのか、誰のために商品を作ったのか、株主にやんややんや言われて、その通りにして失敗する。利益を求めるのか、売上を作るのか、訳がわからなくてなって、キャッシュが枯渇して、潰れてしまう。
自分が経営者として、社員から「どうすれば社長になれますか?」と聞かれて、何を教えるでしょうか・・・。
これは答えはありません。経営者に必要だと思うことは、人それぞれでしょうから、ここに1つだけの答えはありません。複合的に絡み合っている訳です。
僕なら「責任と実行」だと思っています。
経営者が決めないと、社内の全てはスタートしません。「即断、即決、即実行」「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」というような、決めてから行動を起こすスピードは重要です。決めてから、だんだん暗くなってきたな・・、今日はもう遅いから、明日にしようかな・・というような判断では、その会社の未来はありません。すぐにやる、明日に残さない。めんどくさい、とか考える前にすぐにやるのです。その実行力が経営者に必要だと思います。締め切りギリギリに提出するようだと、その会社の将来は暗いと思います。
そして、その決定して実行した事に対する「責任」を、自分でとる、という事です。これは人任せにしないという事です。確認をする、ということ。できたのかどうか、配送が届いたのかどうか、お客様は何を言っていたのかどうか、全てのケツを自分で確認するという事です。
社内で何か事故が起きた、という時に、経営者自身がすぐにその現場に行って確認をする、という事。これを人任せにしない、という事です。
ぜひ、自分自身で自問自答してみてください。後継者をどう育てていくか、を悩んだ時にどうすれば社長になれるのか、がヒントになると思います。
