㈱DCFサービス 代表 中野です。

朝ドラ、なつぞらが始まって1週間。
酪農関係者は少なからずソワソワしているのでは(^^)?
僕もその中の一人で、毎日朝ドラで牛が出るのは嬉しい気持ちになります✨
北海道繋がりか、TEAM NACSのメンバーもどんどん出てますよね!ここにも個人的には期待してます(^^)

何より僕は乳製品製造学+アイス屋(元)の息子。

そこで、酪農の歴史を簡単に。しかも親しみやすい事を書こうかと思います。

〇アイスクリーム?氷菓?

アイスクリームは牛乳に卵黄、砂糖、生クリームを入れて冷やして攪拌!今となれば簡単な作り方ですが…当時は高級品。

しかも原型のアイスクリームはそれ自体をアイスクリームとして食べてはいなかったようです。

???

どういうことかというと…氷や雪(冬に貯蔵しておいた)に乳製品や果汁をかけて食べていたんですね。

その雪や氷も本来冷蔵庫の役割で、食べるようではなかったとか。役割も疲労回復や、戦意を高める意味で。。。

これが「旧聖書」の時代。戦う前提、歴史が古いですねー!(ちなみに日本は平安時代、枕草子や源氏物語で「削り氷」という氷菓が出てきます。)

それが時代を経てヨーロッパ→アメリカ→日本と渡ってきたんです。

〇アイスは当時高嶺の花

日本にアイスクリームが入ってきたのは明治2年。

横浜、馬車道。名前も「あいすくりん」というものです。

恐らくなつぞら当時の値段にして50銭!!!

いや、高いのかがわからん…ですよね。

白米10kgが55銭です…ものすごく高い!

一番最初の価格は2元!(約8000円!!!)徳川幕府が最初に食べたとも言われています。

こんな高価なものをなつぞらの主人公、なつは食べさせてもらった。働いた当然の対価として。

「働けは成果は出る。ダメなら逃げろ。」的な発言もしています。

これはきっと現代の若者に向けたメッセージも込めて。こう考えてドラマを見ると感慨深いものがあるんですね。

あれ?アイスクリームから働き方の話に…笑

なつぞら。

乳製品から学ぶことが少しでも増えることを祈ってます!