㈱DCFサービス 代表 中野です。

前回の続きでちょっと気になることがあったので、追記します。
前回の話しのままだとちょっと誤解が生まれる危険を感じたため再度深掘りします。

若者の能力
じゃあ、入社した若手社員に好き放題やらせればいいのか?というとそういうわけではありません。前回の話しはあくまで能力の問題です。現状、若者の方が身体は動くし、頭は良いし、素直に物事を聞いてくれやすいという話しです。実際、働くとなると変わってきます。

仕事の基本
最初はやはり有無も言わさず先輩社員や社長の言うように、まずは仕事をしてもらうことが大事になります。スポーツでも勉強でもなんでもとりあえずは身体と頭を動かしてやってみないとできるようにはなりません。そのとき、半年で1人前になるヒトもいれば、3年かかるヒトもいます。これは実際やってみないとわかりません。
そのときに、よく聞く「中途半端に知識を持っているヒトは扱いづらい」は酪農の世界だけではありません。どうせくるなら素人の方がよい。最初から教えることができる。余計なことしなくて、ロスがない。これはどの業界でも一緒のことのようです。
このことに関しても、やはり中途より若手社員の方が素人の確率が高いため、そうなるのではないでしょうか?

働く先に・・・
やはりこのレベルに到達してから世間一般で言われているような夢などでてくるのではないでしょうか。何年でそのレベルに到達できるのか?は個人差がかなりあると思います。酪農という会社(1次産業)では、後継者や家族、従業員など様々な形態があるので余計に難しいと思います。ましてや兄弟経営が絡んできたりするとなお一層です。

あなたの経営の参考になれば・・・