(株)DCFサービス 牛コンサルタント 中野です。

サピエンス全史という書籍をご存知ですか?
2017年にはビジネス書として世界的に評価されており世界中で読まれているそうです。僕も今日手に取って読むことにしましたが、文字数も多く言葉も難解な事が書いてあるため時間がかかりそうです笑

この本には人類の大きな変革として3つの革命が中心に書かれているようです。

・認知革命・農業革命・科学革命

そこでこの農業革命から読んでみました・・・

人類が農業を開始する前は狩猟民族であったことから内容は始まります。この作者が言うには「農業革命」は史上最大の詐欺であるということが書かれています。詐欺であるということは、騙す側と騙される側が存在しますが、それは今まで人間が植物を騙して自分たちに都合の良いように改良してきたように思うかもしれないが、実は植物側が種の繁栄の一環として人間を利用してここまで地球上に繁栄できたのではないか?
また、狩猟民族を辞め農耕民族になる事で「貧富の差」ができる事、想像以上の「人類の増加」のため更に食料が足りなくなる事など「農業」を開始したことによるデメリットがどんどん浮き彫りになってきている。その増えた人類を支えるため更に領土拡大を目指し「戦争(争い)」が増えた原因がこの農業革命にあると考えられているそうです。

畜産もこの農業革命と同じ事で、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ニワトリなど元々野生動物であった動物たちを家畜として飼い慣らし一定の繁栄は与えつつも我々人類に都合の良いように改良を重ねた。その家畜たちを更に飼育しやすいように「去勢」「豚の鼻削ぎ(匂いを嗅げなくして大人しくする方法)」「搾乳(強制的に分娩させてから)」などの方法を用いる。

このように「農業革命」は人類が進化する上であらゆる生物特に感情をもつ生き物の犠牲の上に成り立ちそれが我々人類に更なる厄災(貧富の差、戦争、人口増加)を生み出してしまったと締めくくられている・・・

まだ全文を読んでいないことを先に断っておくが、この本を読んだ感想はヴィーガンはこうして生まれたのか?という感想だった・・・

ヴィーガン(ビーガン)・・・絶対菜食主義者、肉食する人を攻撃する過激派も存在する

2017年いえば2年前だ。そのちょっと前くらいジワジワと増えきたのは聞いていたが、こういった書籍などの後押しを受け更に活動を活発にしたのは安易に想像できる。

→ 次回 ヴィーガンと農業革命・・・を