(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 中野です。

自動運転化の流れの中で、やはり重要なスキルにIT技術が欠かせない。そこで、トヨタもそういった分野に長けた優秀な人材の確保に努めている。

トヨタも含めた日本の大企業は今まで典型的な年功序列制度をひいてきた。
それこそ、トヨタでどれだけ長く働いてきたのかが重要で、その愛社精神ともいうべきものが評価される傾向が強かったと思う。
しかし、その典型的日本企業の代表のトヨタでさえも外部の優秀な人材の確保に努めている。

それこそその優秀な外部の人材には年齢を問わず、能力に応じた報酬を払うとある。
幹部候補ともなれば 年収1,000万からのスタートもあり得ると発表されている。

トヨタだけでなく他の企業でも、内需よりもライバルが海外企業の場合は特にこういった年功序列ではなく、能力に応じた報酬体系をとらなければ未来の発展はあり得ないという認識なんだと思う。

こういった企業文化の変化が 他の中小企業にどういった影響を今後及ぼすのか心配するところである。

人件費高騰のきっかけとなるのか?
逆にAIや海外との競争に敗れ、どんどん下がっていくのか?
僕ら畜産業界にもどんな影響をもたらすのか?

日本のお家芸であるクルマ産業は本当に岐路に立たされていると感じる話しである。

あなたの経営の参考になれば…