(株)DCFサービス 代表 中野です。
普段コンサルタントをやってて施設投資に対して二の足を踏むヒトをよく拝見することがありまして、その理由をふと考えてみました

今牛舎をやろうと投資しようとすると1億を簡単に越える。まず、その金額にビビると思います。だって、売上げ規模が1億くらいで2億3億を越える投資をするのは通常ありえない投資額です。一般の借りる資金に比べて、遥かに大きい金額!ここで思考が停止するヒトが1番多いと思います。

ちょっと待ってください
もっともっと考えてみましょう

通常の中小企業の資金の返済期間は 5〜10年であり、工場などの建築でも15〜20年まで、それが農林系は最長25年に設定されています。
金利に関しても上記の工場建築費でも優良企業で0.3%で普通の企業であれば0.8%です。それが、農林系は0.15%…ほぼ金利なしですね。

こうなってくると返済金額自体は大きいが、見た目ほどの金額ではないということ、僕の独断と偏見で言わせてもらうと通常の企業が返済する金額イメージで30%くらいのイメージになるでしょうか?

だから、問題なのは返済金額ではないんですよね。問題なのは、どこまで自分が仕事しやすい環境を作ることができるのか?なんですよね。

よく、投資して上手くいってるヒトは「やって良かった」「早くやれば良かった」って言ってませんか?
それは、これからも同じ仕事を続けらればやっていけるという安心感からきていると思います。この仕事を続けていれば、とりあえずは大丈夫!って無意識に意識していると思います。
なので、もし投資すると決めるのであればやっぱり大事なことは「気持ち」ですね。やる!と決めないで投資しようとしても、結局出来ません。投資は決して簡単ではありません。
この投資をして、どのくらいのリターンがあるのか?を1個1個考えなくてはなりません。地味ですけど、コツコツ考えておかなければ投資してから後悔するだけですね。そうして、コツコツやることでまたその自分の投資に対しての自信にも繋がると思います。
あなたの経営の参考になればと思います。