(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 中野です。

ダボス会議とは、世界中の経済学者や政治家、経営者が集まる会議です。世界経済フォーラムとも言います。
要は世界中の経済の中心にいるヒトたちで未来の経済について語り合うという感じです。

その会議の中では様々なことが語られます。その中でも「65%」という数字のことが気になりました。
「65%」何の数字なのか?
今現在生まれた子供達が将来働くとき、今現在には存在しない仕事に就いている割合。だそうです。

これから10年後には約半分の仕事が無くなると言われています。半分…。
よく言われているAIやIOTが本格稼働すればどんどんヒトよりコストが下がるということです。

この未来をあるヒトは恐ろしい〜と考えるでしょう。そういった中で、農業や畜産業は大丈夫!と考えている方も多いかと思います。
言いづらいことですが、その考えは間違いです。農業や畜産こそこの影響をモロに受けると僕は考えます。

産業革命を経て、機械革命や農業革命により農業の生産性はかなり上がりました。10倍から100倍とも言われています。
さらにこれからゲノム編集、クリスパー9により更にその生産性が上がると推測されます。
食料品は生活必需品である以上、高価格には限界があります。安全であるならば低コストが求められるでしょう。
実際、農家がこの20年で半分以下になっても国内の生産量はそこまで減っていません。

第4次産業革命と言われる時代にいま突入しつつあります。この革命は、何が起こるのか?わからない革命と言われています。
この革命による生産性の向上性ははかり知れません。
それは決して農業や畜産も避けられないと僕は思うのです。

あなたの経営の参考になれば…