(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 中野です。

僕は今アラフォーの37歳です。
年配のヒトと接したり、若者たちと接したりしていると多少の違和感を感じることがあります。もう食べれないのに「もっと食え!」というじいちゃんばあちゃん。(じいやばあのこと好きなんですよ。)
仕事を辞めるといえば、すぐに「生活どうするんだ!」と怒る親。(心配してくれてるのはわかるんです。)
この世代ごとの価値観の違いはどこからくるのか?を分析してみました。

【60代〜】の人生の目標は「食べ物」でした。腹一杯食べること。彼らが子供の頃の時代は戦後まもなく。本当に食べるものが無い時代でもありました。だから、おじいちゃんやおばあちゃんの世代は腹一杯食べれる生活を子や孫にさせてあげたい、久々に会うと腹一杯食べなさい!と言うことが多いんです。

【40〜50代】の人生の目標は「お金を稼ぐこと」高度経済成長真っ只中。バブルと言われた時代。働けば働くほど稼げた時代。食べるものが確保出来たなら、次はちょっと贅沢したい!というころ。
子供の頃は、食べ物には困らなかったけど貧乏でいじめられたり困ったなんてヒトもいたとき。何くそ!いつか見返してやる!という人たちが多い世代。

【20〜30代】の人生の目標は「自分という存在価値の立証」子供の頃から食べ物もいっぱいあるし、もう貧乏な人も周りにはいない。モノとお金は満たされている世代。
この世代になると、モノやお金よりもココロの豊かさを求めだします。自分という存在はなぜ生まれてきたのか?ヒトに承認されたい!という欲求が大きいんです。だから自分探しの旅やまだ誰もやったことのない事を目指したりします。

これらのことを理解することで、上の世代は下の世代に優しく接することができるし、下の世代は上の世代の過去を理解することで、接し方も変わってくると思います。

あなたの経営の参考になれば…