(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 中野です。
世の中は昔「モノ」が不足していました。大量生産、大量消費の時代です。
それから、今はもう「モノ」が溢れている時代です。
そうなると世の中の「モノ」に対する考えが変わってきました。
所有する時代から効率を求めてシェアの時代となっています。
昔ほど若い人はクルマを欲しがりません。
ブランド物や高級時計も欲しがりません。
モノを求める価値が下がっているからです。
それに合わせるように企業の販売戦略・サービスも大きく変わってきています。
世界で一番のタクシー会社「Uberウーバー」のタクシー保有台数は何台ですか？
そう！０台です。
（Uberをご存知ない方のために・・アプリ管理のタクシー会社で呼び出し・決済を全てアプリでできます。運転手は日本で言う白タクの個人タクシーです。日本ではウーバーイーツのみしか動いてません）
世界で一番の不動産会社「Airbnbエアービーアンドビー」の不動産所有物件はそう！０件です。
（Airbnb・・旅行などで不在の間の自宅を第３者に貸し出すサービス、要は民泊サイトですね）
昔からシェアはありました。
それがテクノロジーの進歩のおかけでよりお手軽で簡単な作業でできるようになったということが背景にあると思います。
その「シェア」の意識は酪農の世界でも増えてきているように思います。
昔からある機械を貸し借りし合うようなものではなく、
フランチャイズ方式など、経営スタイルや方法などのシェアが加速していくようなイメージがどんどん出てきています。
これからどんな新しいビジネスが生まれるのか？非常に楽しみですね！
あなたの経営の参考になれば・・・