(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 中野です。
ビジネス用語でB to Bという言葉があります。企業対企業の取引のことを言います。例を挙げれば、システム開発やメーカーと販売店などですね。
では、B to Cは?企業対消費者のことを言います。これは事例が多くてスーパーなどの小売業の多くがそうですし、個人で消費する商品の多くがこのB to Cになります。
独立起業する時に世間一般論で言われるのは、B to CよりもB to Bを目指しなさいということです。どちらかというとB to Cの場合、そこに多くの資本(お金)が必要になります。ハマると多くの売上と利益をもたらしますが、それまでには非常に多くの投資が必要になります。
例えば、世の中にある飲食チェーン店では1つ1つの商品の単価は非常に安いです。あんなの個人店で同じことをやれば1発で潰れます。高いブランド力と集客力があるから、そういった戦略が通じると思います。
また、消費者は流行に流されます。その流行り廃りの早さについていけるのか?も重要です。
こうした理由から一般には B to Bを選択しなさい!と言われるわけですが、酪農はどちらなんでしょうか?酪農は多くはB to B ですよね。それは指定団体という大手企業に販売しているからですね。
小さいことで文句は言っても、そこはビジネス!取引するとなれば大手企業と取引するのは当たり前の判断です。
ところがこれからこのシステムが今後どうなるのか?既存の酪農家の多くの販売システムは変わらないとは思いますが・・・C to C という新しいスタイルやこれだけイチ酪農家の規模が大きくなれば・・・1万頭牧場もある中国ではどういった販売システムなのか?・・・テクノロジーの進化により今後どう変わるのか?はわかりませんねww
あなたの経営の参考になれば・・・