(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。

コロナウイルス感染をもう鎮静化したと言われている中国(収束の真偽はさておき)。その感染者を特定する手法や、やり方の情報が一部公開されました。

QRコードによる個人情報管理
キャッシュレス決済のアリペイとしてもう有名ですが、コロナショック下での緊急事態状況化で管理機能として加速しました。今の中国では、地下鉄の駅、ホテル、スーパーなどどこに入るのにも、QRコードをスキャンしなくてはならないそうです。
スキャンして、①個人の名前、②マイナンバー、③住所、④国籍、⑤最近移動した場所、を入力。すると、アプリから「個人情報を第三者に提供しますか?」と聞いてきます。これにNoと答えてしまうと先には進めない・・だからOKと押すしかないそうです。
QRコード認証が終わると、通信事業者が把握している過去2週間の基地局との通信データ(携帯スマホから足取りがわかる)が表示されます。つまり、あなたが2週間どこにいたのか?を把握されてしまうわけです。先程の自分で入力するときに嘘をついてもここでバレてしまう・・というわけです。

中国では犯罪者が長年逃亡していたが、こんな状況ではどこにも入れなくて餓死するから自首したというニュースもありました。
ここまで徹底されれば、確かにもう逃亡生活で暮らしてはいけませんよね?

これは中国という特殊な環境での話しだろ!と思うわけですが、今の技術でここまで監視できるという事実には、僕は驚きました。ここまでやるのか?と。じゃあ、日本ではどうするのか?今のコロナウイルスに対する多くの人々の反応をみていると、この中国が未来の日本・・・と言えなくもありません。

あなたの経営の参考になれば・・・