(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。

これをご覧の皆さんは、「普通に部屋を借りて住む事」と「ホテルに泊まる事」の違いってなんでしょうか?・・もちろん、値段が違いますね。賃貸だった高くても月10万でしょう。でも、ホテルは1泊1万ですから月にすると30万掛かりますね。他にも、ホテルは水道、電気、家電などは料金に組み込まれています。でも、賃貸ならもちろん自分で払わなくてはなりません。

??なら、賃貸でも一部屋をホテルとして貸せたら、儲かるんじゃない?と動き出したのがあの「AirBnB」(エアービーアンドビー)です。戸建てでも賃貸でも、空いている期間、空いている部屋を誰かに貸して、別の収入を得よう!という風に考えたのがまさしくこの発想です。
東京でビルオーナーなどフロアが空いている、使ってない部屋があるなど、賃貸で借りたら月10万だけど、ホテルとして貸したら30万になる。まさしくサラリーマンの副業としてなら立派な収入源にはなるようなモデルとして、東京など大都市圏を中心に拡大していました。
今はコロナでキャンセルだらけですが・・

この発想を更に飛躍させた企業が「OYO」です。
OYOは不動産オーナーから直接部屋を借りてしまいます。そして、家電、Wi-Fi、他の付属品を込みで部屋を貸してしまおうと戦略です。賃貸よりも高いけど、ホテルよりも安い、という世界最大のホテルベンチャーです。不動産を持たないので、資金流動性も高く、住む人は短期でも長期でも定額で住めるメリットがあります。更にこれが最大のメリットですが、敷金、礼金は賃料に含まれます。なので初期費用が格段に下がります。
オーナー側も不動産会社へ広告料も払わないので資金が安定して入ってくるというメリットがあります。

では、この「OYO」はどうやって収益を出すのでしょうか?
次回はそこにスポットを当てたいと思います。

あなたの経営の参考になれば・・・