(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。
マリファナ・大麻がアメリカやヨーロッパで一部使用が許可されているなんて話し皆さんも聞いたことがあると思います。日本ではタブーとされていますが、ビジネスとしてのマリファナ市場をちょっと覗いてみたいと思います。
医療大麻とか言われている部分もあるマリファナですが、毒性という意味ではアルコールより低いと一般的に言われています。でも、違法薬物でしょ?という意見が日本では大半だと思います。でも、なぜ?海外では一部マリファナが解禁されているのか?それは「精神病関連の症状を和らげる」という医療用の使用効果がわかってきたからです。
今現在、精神疾患にも「アスペルガー症候群」などひと昔前には病名もなかった病気がどんどん解明されています。その病気とともに、SNSを初めコミュニケーションツールが増え、ストレスも増大しています。そんな中有名税と言われるような極度のストレスを受けたり、芸能人だけではなく一般の人々へも広がりを見せています。
そうした中、医療の発達とともにマリファナの科学的なアプローチも増え、効能・効果、副作用も含め様々解消されてきています。そうした中で「痛み」や「ストレス解消」などの効果が大いに期待できると、わかってきたのです。痛みを和らげるといえば、モルヒネも元々は阿片から抽出されている物質など一定の理解は得られると思います。精神的なストレスによる自殺衝動を抑えたり、身体の病気よりも「心」の病気が問題視されているからこその必然と言えるかもしれません。
そうした結果、アメリカの一部の州では嗜好品としてもマリファナが解禁されています。このコロナ禍の中、さらなるストレスを抱える人々に効果的とさえ言われています。その市場規模は世界中で2兆円と言われて、マリファナを販売・研究する企業が増えすぎて価格破壊が起きているレベルとなっています。この2兆円規模とは、日本全体の宅急便市場規模、タバコ市場規模が3兆円、嗜好品としてはまあまあ多いと思われます。
今や、チョコやガムなど飲食物も普通に販売されています。
じゃあ、なんで?ここまで日本では毛嫌いされているのか?もちろん「薬物」という位置付けにも入っていますが、その大きな理由は、マスコミのスポンサーではない・・という事です。
アルコールやタバコは、身体に悪いとされているのになぜ?CMが許されているのでしょうか?それはアルコール会社、キリン、アサヒ、サッポロ、JTはマスコミの巨大スポンサーだからです。残念ながら、これは真実だと思います。
なので、世界でマリファナ市場がもっと巨大化して資本力を得て、いよいよ日本に上陸するとなれば、まずマスコミのスポンサーとなって、CMをやりだすでしょう・・残念ながらマスコミの気概とはそんなもんだと僕は思っています。
3年後か5年後か10年後か・・・まあ、そんなもんでしょうね。
あなたの経営の参考になれば・・・