(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。
SDGsって本当に最近よく聞きますよね?僕実はあの元ZOZOの社長 前沢社長が企画した投資プロジェクト「10億円融資します!」に申し込んだ人間なんです。そこの10個の査定項目の1つにもありました。「SDGsを考えていますか?」って。
SDGsとは・・・「持続可能な開発目標」2015年に国連サミットで採択された16~30年までの目標。歴史から遡ると、イギリスで始まった産業革命以後、地球環境が汚染されてきた。そこで2000年にMDGs(ミレニアム開発目標)が採択され、極度の貧困の縮小や感染症対策などゴールに向かって加盟各国が努力するという内容です。その後継の目標がSDGsです。
SDGsは実は17個も目標があるようです。
・貧困を無くそう ・飢餓をゼロにする ・全ての人に健康と福祉を
・質の高い教育をみんなへ ・ジェンダー平等を実現しよう ・安全な水とトイレを世界中で ・エネルギーをみんなにそしてクリーンに ・働きがいも経済成長も ・産業と技術革新の基盤を作ろう ・人や国の不平等を無くそう ・住み続けられる街づくり ・つくる責任つかう責任 ・気候変動に具体的な対策を ・海の豊かさを守ろう ・陸の豊かさを守ろう ・平等と公正を全ての人に ・パートナーシップを達成しよう
このように全ての国と企業が「地球の存続」を第一に考えよう!というのがこのSDGsの基本的な考えです。これに対しては誰も、誰も否定できませんよね?
そして、これは世界中どこでも共通する社会課題でもあります。
物事には「表と裏」があります。
このSDGsは、ヨーロッパでは盛んな一方、アメリカではほとんど提唱されていません。どちらかといえば、ヨーロッパでは、環境意識の高い例えば「グレタ・トゥーンベリー」さんのような方が多く、地球と社会の環境に優しいというのは企業のあるべき姿として必要不可欠になっています。そこから外れている場合、企業は誘致もされなければ、従業員も集まりません。企業として成り立たなくつつあるのが今の現状です。
そういった状態ではもちろんの事、コストアップは間違いありません。そうなれば、単純にアメリカ・中国との競争に負けてしまいます。そこでヨーロッパは「ゲームのルール変更」を申し出ているのです。
つまり、企業体として自分たちだけが不利な立場で戦うのではなく、世界中のプレイヤーが同じフィールドで戦うように仕向けているのです。そうして、国連・国際機関に働きかけるているのです。
確かに、「地球環境」に配慮する姿勢は世間の常識からすれば当然ですが、それにはこういった裏がある事を忘れずに経営していくべき・・という事です。
だから、ヨーロッパのトラクターは「アドブルー」が導入されているのね・・・
あなたの経営の参考になれば・・・