(株)牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

先日あるツイートにより、面白い事実がわかりました。動物園などの飼育係を目指す若者たちの多くが、基本的には動物園の動物は虐待されていると感じているそうです。動物に関わる仕事をしたいと思っているヒトですら、既存の動物園は動物に配慮していない・・ストレスレベルが高い・・という評価だというわけですね。
最も、動物に関わる仕事をしているモノとしてこの事を考察してみたいと思います。

最近特に動物の権利や動物の幸せが叫ばれるようになってきました。鯨の捕鯨問題から、家畜からの搾取問題、そして動物園の動物虐待問題・・・などなど、取り上げればキリがありません。さらには、この先にあるSDGs(持続可能な開発)や環境問題などなど、果ては「地球は人間だけのモノではない!」という事まで持ち出してきます。
僕はこれらの発言にいつも疑問が生じます。
「その科学的根拠はなんですか?」と。

地球が仮に温暖化していたとして、1℃上がることが実際に台風などの異常気象を引き起こすメカニズムとか、動物種が毎日100種類絶滅していると言われていますが実際のその動物のリストは存在するのか?年間にすると4万種にもなります。鯨は知恵があって人間のパートナーであるという言いますが、鯨が人間が友達と言ったというヒトは聞いたことがありません。

冷たい人間のように思いますが、限りある資源であるからこそ、「良いことに違いない・・」という不確かなモノに人類の知恵とお金を使うことに僕は疑問を感じるわけです。

その中でも動物園では、そういった研究のために野生動物を飼育しているのではないでしょうか?もちろん、それを我々一般市民にも周知するために、そのために必要な場としてです。
さらには、人間にとって動物は「利用する」モノです。これは、人間同士でも同じではないでしょうか?その対象が動物になっただけで、非科学的になるのはなぜなんでなのでしょうか?

今回の大統領選挙で、わかったことですが・・・アメリカではZ世代という若者たちの間では「democratic socialism(社会民主主義)」という社会主義なのか?民主主義なのか?よくわからない主義を主張するヒトが増えているそうです。これは、旧ソ連や中国のような社会主義ではなく、スエーデンやフィンランド、カナダなどの弱者に優しい国のようになりたい・・という主義だそうです。

???これには、日本も含まれると思います。

これらの国では平等主義、富の格差の是正、ジェンダーなどなどあらゆる平等が唱えられています。その平等の中に、もしかしたら「動物」も入っているのかもしれません。