(株)DCFサービス 酪農コンサルタント 代表中野です。

0から1を生み出す仕事や技術にあらゆるヒトが憧れます。電球を発明したエジソン。でも、電気世界を進歩させてのニコラテスラです。
直流電流と交流電流で、安全のため交流を推奨したヒトです。

ゼロから1を作るのが1番儲かるように我々は錯覚しがちですが、世の中のほとんどのモノはモノマネされ、改良され、改善され、低コストにされ、市場を奪われる。というのが、今までの経済の流れでした。
それを人類の進歩というのかもしれません。

では、今GAFAなどの超巨大企業のモノマネはできるんでしょうか?

多くの解説者は、GAFAには勝てないと言います。MacBookに代わるパソコンは作れますか?Googleに代わる検索エンジンを世界に広める事はできるでしょうか?
恐らくは不可能でしょう。

これらの事業をモノマネして低コストにする事で、利益がでる?というのは違うと思われます。それは、彼らの資産が、データにあるからです。データは、積めば積むほど価値が上がります。データはその量に価値があります。
後から追いかけたのでは、そのデータの積み上げにはおそらくは勝てないでしょう。

では?どうすればいいのか?
ここからが第二フェーズになるわけです。
第二フェーズでやるべき事は、これらGAFAを含めた便利な機能を複合にミックスして、新しい事業を生み出すことです。
その代表的と言えるのが、配車マッチングアプリUberがそれにあたるでしょう。マッチングに必要な地図は、Googleマップを利用し、キャッシュレス決済は別の会社のシステムを、マッチングさせるAIは別の会社をと、様々な別の会社のシステムを統合させて、全く新しいシステムを作る。これこそが第二フェーズになるわけです。

日本は昔から改良や改善が得意な民族です。もしかしたら、第二フェーズでは日本が抜きん出るところがあるのかもしれません。
まだまだ…

あなたの経営の参考になれば…