(株)牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

常々疑問に思っていることがある。最近というか昔から形を変えて何度か起きていたのが、いわゆる今でいうSDGsビジネスという、生産性のないビジネス。社会貢献ビジネスという名前だろうか?

こんな会社も存在する・・・

スクリーンショット 2021-01-06 13.10.55

社会問題を解決する企業なんて会社も存在する。そもそもそんなことして何になるのか?僕が感じる、何になるのか?部分は、どう利益を生み出すのか?という点である。「利益」という日本人の多くの人が、イヤラシイというか・・マイナスな印象を持つ人が多いが、そもそも利益とは、顧客や社会からの感謝の対価である。
もしも、利益がないであれば、それは感謝が少ない・・ということである。
ましてや無料ビジネスが本業となる場合、それは僕の理屈からすると、それは社会から必要とされていない・・ということである。このロジックは、あの松下幸之助や本田宗一郎も言っていることでもある。

もしも、そうしたSDGsや社会貢献を目指すのであれば、せめてベゾスがAmazonで行なっているフライホイール理論のようにシステムを構築し、かつその車輪をぐるぐる回すための資金を確保しないといけない。(フライホイールとは、車のタイヤについているアレである)
ベゾスは、Amazonは顧客満足度を上げるために・・ということでこのフライホイール理論を社内で徹底している。「顧客満足度を上げる」こんな言葉、普通の会社にいればいくらでも言われてきた。結局のところ、何をすれば顧客満足度が上がるの?と本社に聞けば、それは現場それぞれで違うから自分で考えろ!と言われたことがある。でも、ベゾスは違う。

スクリーンショット 2021-01-06 13.20.55

顧客は商品に対して、「低価格」と「低コスト」、つまり「安さ」と「手元に届く早さ」を求めている。それを満たすと→客数が増える→業者が増える(売りたいから)→品揃えが良くなる→さらに安さと早さを追求する→客数が増える・・という車輪が存在する。Amazonはこの車輪の速度を最大化することを考えれば良い!そのためには、どうするのか?を考えるというわけだ。これがAmazonの成長戦略になるわけだ。

あまりにも辛辣な言い方になるが、このAmazonの成長戦略と比較してあなたのビジネスの成長戦略はどうだろうか?自分のフライホイールが描けているだろうか?僕は酪農経営のフライホイール理論を作ってみようと考えている。