(株)牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

ESGとは、E(Environment 環境)、S(Social 社会)、G(Governance 政府)の頭文字で環境問題をどこまで考えているのか?という企業目標のこと。
これに対してどこまで考えているのか?ということに今投資家が注目して、活発化している。

ただし、企業側がこのESGを掲げ対応することで直接的利益を産むことはない。このESGに取り組んでいる姿を見せることで企業アピールができるというものだ。

ここからは僕の個人的意見になるのだが・・・

代表的な環境問題として地球温暖化があるが、地球温暖化が地球にとって悪影響を与えさらには異常気象を起こしている・・・という考えは「悪魔の証明」という意見もある。悪魔の証明とは、「地球が温暖化するってことが何にも影響がないって言えるの?証明できる?できないよね!なら、あるってことだよね!」という逆説的に使われ、それを証明するのが不可能なことを言う。
つまり、本当かどうかわからない・・・ということだ。

地球温暖化によって海水温が1℃上がると、水蒸気が7%増えると言われている・・とか、異常気象が増えたのは温暖化のせいだ!とか、山火事が多いのは・・地震が多いのは・・野生動植物が絶滅しているのは・・などその例は数多くある。

先日、ある雑貨屋さんがチョコレートを販売した。ただの板チョコだ。ただし、板チョコ70gで価格は1,200円税別だ。何か特別なモノを使っているのか?それとも不当に利益を出しているのか?いいや違う。
このコンセプトは、実はチョコレートの原料のカカオを作っている人々は、激安の賃金で雇用されている、その流通過程に関わる人も、そういった人たちに満足する賃金を払うと、この値段になるのが「当然」というのが、コンセプトだ。
理由はわかる・・・けど買うだろうか?
GODIVAよりも高いチョコを・・・

今世界でこのESG投資にお金が流れているが、2000年頃に起きたドットコムバブルのように弾けてしまうのを僕は予測している。