(株)牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

10Xとは会社名。(テンエックス)と読む。この会社はスーパーのDX化、つまりデジタル化、ネット販売を実現する会社を目指している。つまり、小売。生鮮食品や日用品を扱う、肉、魚、野菜、そういった商品を扱う部門のEコマースはなかなかに難しい。鮮度と安心の担保をどうやって保障するのか?他にも物流も大きな課題だ。

10Xは日本の会社である。この小売りのデジタル化に関しては、大きな課題がある。
・品揃え・・倉庫と在庫が必要になる
・物流・・どうやって低コストで届けるのか?
・信用・・ネットスーパーの野菜を食べてくれるのか?
という課題がある。
実際、イギリスでは同様のスタートアップがネットスーパーを運営しているが、実店舗もやはり必要だという結論が出ている。

一方で「shopifyモデル」はどうなのか?つまり、ネットで商品を買えるということにだけ特化するなら、プラットフォーム化すれば良いのだが・・ここにも問題がある。基本的に生鮮食品や日用品は、実際のスーパーをイメージして欲しいのだが、1つの商品を買うだけじゃなく、それに類似する商品と比較して選んでいる。そのため、1つの商品だけという形じゃなく、「ある程度複数の商品が見える」というスタイルが重要という問題も浮き出てきた。

これら課題に対して、10Xはどう取り組んでいるのか?

この10Xに最初に取り組んだのがなんとあの「イトーヨーカ堂」。知らなかったのですが、イトーヨーカ堂はかなり前からネットスーパーに取り組んできたとのこと。すぐにネットでヨーカ堂を調べてみると、出てきました。結構便利かなと思うのですが、実際は、利益が出ておらず、成功しているとは言えない状況だそうです。

これはあのAmazonも試行錯誤しながら進んでいる状態で、実際にAmazonもホールフーズという高級スーパーを買い取り、実施しております。

将来、どんどんこういった取り組みが加速するのか?僕は早速ネットスーパー使ってみようと思います。