㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

ヒト・モノ・カネというのが経営に必要な3要素。その中で、ヒトを人材に変えるためには・・

中小零細企業でヒトを採用しようとすると、悩ます問題が人材(人財)不足。自分の会社に優秀なヒトが来てくれない・・という悩みは、経営者なら誰もが悩む悩み。しかし、これから先どんな規模の酪農経営であってももはや雇用から逃げることはできません。それはなぜか?というと、今まで家族経営という事業体でやっていけたのは、親、子供を安い労働力として使うことができたから可能な部分があったわけです。子供を労働力として使えた世代は、もう今からはムリで、自分の嫁さんすら手伝わない状況になりつつあります。これが当然の流れというわけです。そうした中で、採用・雇用は必然となってくるというのが僕の推測です。

そうした中で、なぜ?優秀な人材が来てくれないのか?社会人に必要と思われるスキルは、「行動力」と「頭」なんですね。とりあえず「やってみる」ということと、知らない知識・情報を「自ら取り込んでみる」という、この2つのスキルがあれば、これは大抵の仕事はこなせる、むしろリーダー格として機能するというのは間違いありません。
残念ながらただただ「頑張る」では、経営は勝てないわけです。考えて考えて考え抜いて、そして頭で考えて行動する。失敗して修正する。また、行動する。これが非常に重要でその過程で必ず「学ぶ」という行為も必要になってきます。

もしも、そうした人材が自分に必要だと思うのであれば、まずは自分が「学ぶ」習慣を作らなくてはなりません。そこから始めても遅くはありません。