㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

モノタロウ〜♪モノタロウ〜♪のCMで覚えているヒトもいるだろう。使っている方も多いかもしれない「モノタロウ」について解説します。

モノタロウは、日本企業ではなく、アメリカのグレンジャーという業務用資材を扱う大手企業との合弁会社としてスタートしました。
起業経緯を調べると、当時こういった業務用資材は、主に商社が扱っていてさらには企業への売り込みは基本的には、御用聞きの営業マンが張りつているというスタイルが主流だったのだが、今後、この分野にも間違いなくECの流れがくると・・当時、アメリカではAmazonの売上がどんどん伸びていた・・予感し、創業した。

モノタロウは、企業成績はとても良いです。売上、利益率ともに絶好調を維持し続けています。その秘密は、1つに品揃えにあるでしょう。どんなに細かい商品でも探せばあるし、そのサイズもトコトンまで用意されています。どんな用途に使用するかもしれない・・製造業の場合、探すだけでも一苦労ですから、これも便利な理由の1つでしょう。
でも、モノタロウが人気の理由は、その配送の早さにあるようです。B to Bビジネスのこういった商材の場合、機械が壊れたという場合がほとんどです。そうなると、部品の取り寄せスピードがどのくらい早いかが非常に重要になってくるのは、誰でも想像できますよね?早く届けば、それだけ早く直せて、ロスを減らすことができるわけですから、それが購入者にうけている・・と推測されています。

しかし、問題がないわけではありません。もちろん、他のECサイト、特にAmazonとの競合は今後どうなるのか?分かりません。同じ商品でもやっぱり、モノタロウとAmazonの価格を比較すると、Amazonの方が安いというのが何点か見受けられます。Amazonも最近ビジネス用アカウント作成に動き出しました。まだまだ、販売網を拡大し続けるようです。