㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
グリーン・ジャイアントとは、再生エネルギー市場のこと。
地球温暖化問題に付随する脱炭素社会もしくはカーボンニュートラルに関して、個人的な意見としは疑問点はいくつもあるのだが、実際に世界的にはどんどん進んでいる。
その流れには中国も無視することはできず
2020年9月22日、習近平国家主席が突如、国連総会のビデオ演説で「我々はCO2排出量を2030年までに減少に転じさせ、2060年までにカーボンニュートラルを目指す」と宣言したのである。国家元首本人が自ら公言した目標は、世界でも驚きをもって受け止められた。
という発表もされている。他の国も軒並み2050年までにカーボンニュートラルを目指すという発表が続々とされている。
日本も先立って菅元首相が宣言されたのを受けて、「日本が、気候変動による最悪の事態を回避することを目指す国々のリストに加わった」と各国で報道されている。
世界の偉い方々決めた大きな流れには、それが合っているのか?間違っているのか?は別にして、とりあえず逆らうことはできない。この流れによって、さまざまなモノに対する考え方が少しずつ変化してくるはず。今まで「正しい」とされてきたことが、「間違っている」という風に変わってくる。
今までにも腐るほどこんな事例はある。ダイオキシンが世界最強の毒物で、人体に有害である!というようなことから、野焼きや焚き火が中止されている・・など。その例をあげればキリがないが、こういった時に怒るのは、「合理的で科学的な判断」よりも「感情的な判断」が優先される。
その中で心配な流れの1つが、牛のゲップによる問題がクローズアップされがちな件だ。二酸化炭素の25倍の悪影響があるとされているメタンガスを出す生き物として、これから先相当の避難を浴び続けていくと推測される。
地球に及ぼす影響として、エネルギー産業は27%の範囲しかなく、農業は19%あるという数字が出ている。そこでは、特に家畜、畜産の影響が大きいと揶揄されている。ましてや、牛肉、牛乳という身近であるが故に、考えやすいのもあるだろう。
「地球のために食べない」という流れがいつ、どこで加速するのか?加速し出したら止めることは難しいんじゃないのか?と思っている。