㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
2025年には完全自動運転対応型を販売すると発表したアップル
アップルは2010年代半ばから「プロジェクト・タイタン」と呼ぶ自動運転のEV開発計画に着手したとみられている。アップルのEV生産委託先候補の一つとされる韓国・現代自動車が21年1月にアップルとの交渉の事実を公表したことで、計画の存在が明らかになった。
「完全自動運転がそんなに早く実現するのは難しい」的なことを思っている方もいるだろうが、世界でNo.1時価総額の企業で、人材もキャッシュも相当のモノを持っている会社。さらには、ハード(本体:iphone)を作成していながら、ソフトも作れる企業であるため、EVにはうってつけの会社だと個人的に思っている。
プラットフォームといえば、今まではネット上の話しだったわけだが、これからは実態社会に根付いたプラットフォームがわんさか出てくる。そんな予感をさせるニュースである。
ネット上では、簡単に作れる・・と誰もが思っているし、ネット上で作るからコストが安いと思っているヒトが多いと思うが、実際にはそんなことはなくて、ネット上でプラットフォームを作り上げるのには、相当のコストがかかる。クラウドシステムのためのサーバー利用料や、OSの変更に伴うアップデート、さらにはシステム開発、研究開発、その土台があった上で、作り上げた商品が世間に受け入れられるのか?その収益構造は、多くが「広告」になってしまうならば、余計に世界中へどれくらい浸透しているのか?が、重要になってくる。・・という状態。
イメージするなら、今から電力会社を立ち上げ、そのために送電線を日本中に回す。電塔をどれだけ立てれるのか?というイメージになる。相当の初期投資が必要になるのがわかると思う。果たして、アップルでも可能なのか?楽しみである。