㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
Not Milkに続く、植物性に置き換えるだけじゃない、味を追求させるプラントベース食品の次世代型企業が登場している。
企業名は「Motif Food Works(モチーフ・フード・ワークス)」
この企業はまだ未上場企業であるにも関わらず、評価額は1230億円を超えるいわゆるユニコーン企業。
この企業は、現在主流となっているプラントベース食品、植物由来の食品、牛乳が豆乳やアーモンドミルク、牛肉が大豆由来とか、そういった食品。
これらは、元来、ビヨンドミートやインポッシブルミートのように、栄養価や植物性由来が重視されてきた。もちろん、味も近づけるように努力はされているが、 微妙に不味かった。
例えば、肉にジューシーさがないとか、牛乳にクリーミーさがないとか、プラント系ミルクなんて、正直、飲めたもんじゃないですよ。粉っぽいし、甘ったるいし、気持ち悪いレベルだった。
ところがこの企業は、プラント系ビーフを、ただの肉を、上質な「上カルビ」にする、そんなイメージの食品を製造する会社。ジューシーなのはもちろん、例えば、「チーズ」も
僕は個人的にこの間、嫁さんが95%カロリーダウンのとろけるチーズを買ってきたのだが、これがあまりにも美味しくなくて、途中でグラタンを食べない、くらい不味かった。伸びも悪いし、チーズのこくやクセもない、こんなのチーズじゃない!という味だったのだが、この会社のチーズは、全然違うらしい。
実はこの「Motif Food Works(モチーフ・フード・ワークス)」は、2019年創業の新しい会社で、まだ製品の販売をしていないそう。2022年から、B to C 向けや、マクドナルドやケンタッキーなどのB to B 向けの販売も同時に開始するとのこと。3年後くらいにはもしかしたら、日本にも入ってくるのかも。
日本の食品会社もうかうかできないと個人的に思うんですが・・・