㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

経営している以上、チャレンジすることが最低条件という話し

経営、もしくは事業を運営していく上での基本的な考え方があります。それは、同じことを続けているだけではダメだということです。こういう風にいうと、「今のまま食えているんだから・・」とか「無理して新しいことをする必要はない」と、一見もっともらしい回答があり、ついつい、楽だから、そっちに流されそうになります。

逆説的に考えると、なぜ?チャレンジしないのか?と、考えてみると、その答えは、「楽だから」になります。何も考えず、同じことをしていいのなら、その方が楽だと。

では、なぜ?チャレンジしなければならないのか?を考えたときに、それは、自信にとって、「苦痛」になります。決して、楽なんかじゃありません。そこに宝が本当にあるのかわからないけど、とりあえず前に進んでみる。夢も希望もいつかはどこかに消し飛んでしまうような・・・そんな気持ちになります。

どちらを選択することが経営者として正しいのか。
よーく考えなくてはなりません。

経営環境は常に変化し続けます。コロナショックによって、乳製品在庫が余っている。これは、1年前から予測できたことです。では、この予測に対して、対策をしている経営者の方は、いるでしょうか?何か、新しいことにチャレンジできた方はいるでしょうか?
経営者自らが、欲しい人材こそ、そういった「何かに挑戦する人材」「言われたことしかしない人材」ではないはずですが(実際には言われたこともできるヒトも少ない)、自分自らがそうであるのならが、ヒトにそれを求めること自体、滑稽です。

新卒の社員に向かって、いうことがあります。
楽な仕事と、キツそうな仕事があった時に、より困難な方を選択しろ!と。
これは、年齢は関係ないかもしれません。