㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

人材に悩む経営者へ

経営者の悩み・・・①売上を増やしたい②お金がない(キャッシュフロー)③優秀な人材が欲しい・・・という順番で悩みます。
経営を進めていけば、行き着く先は「人材」の悩みです。

どうすれば、優秀な人材がくるのか?経営者の悩みの大きな1つです。

僕も優秀な人材が欲しいと悩んでいる1人です。
そこで、いろいろやってみました。
休みが欲しいんじゃないのか?
もっと給与水準を高くすれば?
給与20を25、30にすればもっと優秀な人材がくるのでは?
僕の場合、外注の時給を上げました・・・・
けど、来ませんでした。

最近気づきました。
もちろん、給与や休みは重要だけど、それだけじゃないんだと。
問題なのは、一緒に働く人間なんだ、と。
会社を辞める原因の理由が、「人間関係」であることは知られています。
つまり、何より人間関係の問題なんだと。

では、優秀な人材はどんな人間と働きたいのか?
優秀な人間は、単純作業をしたいのか?
優秀な人間は、レベルの低い仕事をしたいのか?
優秀な人間は、誰でもできるような仕事がしたいのか?
優秀な人間は、自分の成長を考える人間なのか?
こういった人材が今の社員にいるのか・・・を考えなくてはなりません。

おそらくは、給与を上げても効果がないのはここにあります。
もちろん、低賃金ではきません。じゃあ、給料を上げればいいのか?そんな簡単でもありません。
今の経営者としての自分、それを含めた会社全体の人材のグレードを上げる努力が必須だということです。
よーく考えてください。
あなたが望む優秀な人材に、あなたはどんな仕事をさせようと考えているのかを。
簡単な単純作業なのか、それとも難しいマネジメントなのか。さらには、そこで一緒に働く人材は、その優秀な人材についていける仲間がいるのか。
そうやって考えいかないと、人材確保はなかなかに難しい問題です。