㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
他社の2倍働くためにはどうしたらいいのか?
他社よりも抜きん出て勝つにはどうしたらいいのか?
酪農経営において、よくライバルはいない・・と誤解されている方が多いと思いますが、そんなことはありません。確かに競争原理は薄いですが、ライバル関係は変わりません。結局のところ、経営が良いところに、資源が流れるようになっているのはどこも一緒なわけです。
そうした中で勝ち残るためには、どうしたらいいか?
それは、他社よりも、より仕事をするしかありません。労働ではなく、仕事を・・です。
この年末になり、農協から呼び出しを受け、経営会議をしているにも関わらず、Twitter上で、夜、ゲームをしませんか?なんてことを呟いている経営者もいます。
本気で経営を良くしたい!と思っているのか??経営改善の最大の敵は「経営者自身である」これが身にしみる話しです。
経営とは、誰がやっても同じ結果になる、なんてことはあり得ません。
では、他社よりも勝つためにはどうすればいいのか?
他社よりも2倍働くことができれば、経費は半分に、それでいて、売り上げは2倍にすることができる。
それは、「スピード」です。1つ、判断スピードを上げることです。もう1つ、レスポンスを早くすることです。たった10秒で終わることはすぐに済ませる。めんどくさがらず、すぐに片付けることです。その上で、判断スピードを上げることができれば、より多くの仕事ができるようになります。
零細企業には、人材はいません。そして、モノ、機械など不足しがちです。それらを買う、カネも不足しています。大手にはとても敵わない資金力の差があります。そんな零細企業が勝てるのは、何か?それはスピードです。スピードには、カネ、モノ、ヒトは必要ありません。零細こそ、このスピードを重視するべきだと思います。言ってしまえば、スピードしか勝てないのです。
このスピードを上げれば、他社の2倍働くことが可能になるはずです。