㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
経営は数字、経営は結果であり、経営はリスク管理です。
その上で、経営者が絶対にしてはならないことは、会社を潰してしまうことです。
会社を潰してしまうことが1番やってはいけないことである以上、経営者は、数字にこだわり、結果にこだわり、リスク管理を徹底しなくてはなりません。
「どのタイミングでどれだけお金が足りなくなるのか・・」ということは、数字・結果であり、「どういう事をしたら会社が潰れるか」を考えるのがリスク管理です。
経営者がやらなくてはならないことは、これです。
その上で、とても達成できないような困難を乗り越えることができた時、人は大きく成長します。実際に、耐えられる程度の負荷を与えることで、人間の器というのは、ゆっくり、ジリジリと大きくなっていくものなのです。
経営者は、この自分の器というものを、どんどん大きくしていかなくてはなりません。この負荷に耐えきれず、辞めてしまう・・という方もいます。残念なことですが、そういうケースもあるのです。
この負荷は、自分が想定した程度なら、耐えることができるかもしれませんが、時として、想像以上の「困難」が襲ってくることがあるかもしれません。その時、この「困難」に対して、どういう対応をするのか・・・、自分に負荷をかけ、経営者としての器を大きくするための糧とするのか?
それが試されているのです。
経営していれば、一度や二度のピンチなんか当たり前です。むしろ、毎年、毎月、ピンチがある、という場合もあるかもしれません。どうしようもない・・、耐えることができるのか?、どうしたらいいんだ!・・という、ピンチも一度や二度じゃありません。5回、6回とあるでしょう。それに対して、どう向き合うのか。
「これが解決策かもしれない」と、正面から向き合うのか?
「もうダメかも」「あいつのせいだ」と、逃げるのか?
これら全ては、経営者の判断で決まってしまいます。
どんな困難も解決できない問題はありません。これは断言しますが、ありません。あらゆる可能性を全てやった上で、ない!なら、方法はないかもしれませんが、やっていない方法がまだあるはずです!
つまり、「困難」を解決するためには、たえず「考える」「行動する」この2択しかないのです。
「困難」に対しての方法を考える、考えた方法を実践する、これしか解決の道はないのです。逃げても逃げても、逃げられません。「思考」と「実践」しか解決する方法はありません。