㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
経営者1人で全てをやるのは限界があります。必ず、自分にはできない分野や仕事を社員に任せていかないと、難しいでしょう。
その時、注意すべきことは、「任せる」と「放置」は違う、ということです。
社員や部下、または、取引先に至るまで、仕事を任せる、注文したとします。
その時、「報告がない」「いつまで待っても返答がない」という事が起こります。
その時、どういった行動をすべきか・・
経営者は、自分自ら、「確認」をしなくてはならない、という事です。
仕事を任せたのに・・・
1度や2度教えただけで仕事ができるように人間はいません。
そして社員のミスを、放置して、損害が発生した責任を取らなくてはならないのは、経営者です。であるならば、自分から「確認」をしなくてはなりません。
取引先も一緒です。
注文したのに連絡がない、のであれば、自分から連絡をすればいいのです。
誰だって、ミスはあり、忘れてしまうことがあります。そのミスのせいで損をするのは相手ではありません。自分なのです。よく「俺は注文した。ミスしたのは向こうだ」と言い張る方が言いますが、それは社会では通用しません。
仮に、物理的に間に合わないものは間に合わないし、相手が責任を100%取るなんてことは不可能です。少なからず、自分側にマイナスが生じます。であるならば、一言、確認する。「確認」は経営者にとって重要なことです。
「確認」は、仕事の完結だけではありません。
相手の仕事をみているというアピールになります。
「私はあなたの事を見ていますよ」というアピールになるわけです。そこに人限定交流が生まれます。特に、社員の場合、この「確認」作業は、非常に重要です。
経営において、この「最終確認」は絶対に必要です。
経営における、原理原則です。