㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

不安な時に・・・
今、自分が不安であることをSNSで垂れ流している方がいます。結構な数いらっしゃいます。または、不安なので、毎日飲み歩いている、毎日深酒をする。不安を紛らわすために、酒に頼る。経営者として不安な気持ちは理解しますが、不安をダラダラ愚痴を言っても、解消されることはありません。仕事の不安は、結局のところ、仕事でしか取り返すことができません。
大学受験を控えた受験生も、受験のプレッシャーから「気晴らし」といって、カラオケに行ったり、遊びに行ったりすることが気晴らしにはなりません。受験生にとって、心休まる瞬間は、勉強している時、なのです。ここから逃げることはできません。

「朝の来ない夜はない」「止まない雨はない」という言葉があるように、困難は必ず解決策を連れてきます。どんなに苦しい状況であったとしても、夜中ばかりの暗い人生というのはあり得ません。たとえ、どんなに長いトンネルであっても、前に進んでいく(仕事をし続ける)先に、必ずトンネルを抜ける構造になっています。
しかし、この真っ黒なトンネルの中にいるとき、はとても不安なわけです。いつこのトンネルを抜けることができるかどうか分からないからです。仕事の結果がいつ出るか、分からないからです。また、この不安な状態がこの先もずっと続いたらどうしよう・・と思ってしまいます、が、必ず、朝はやってきます。
そして、この時の朝は、ただの朝ではなく、明るい明るい朝がやってくる、ということです。もちろん、一瞬で簡単にこの明るい朝がやってくることはありません。困難が解決策を連れてくるわけですから、困難から逃げていては明るい朝はやってこない、のです。

困難を解決できた先に、解決先がある、ということ、その先には前よりももっと強い会社、経営になっている、ということ。逃げ出したくなるような無理難題を解決していくことこそ、人生、仕事の喜びがある、ということです。