㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。

「仕事とは、その人の人生にとってハンバーガーの肉のような存在であること。『仕事ばかりして遊ばなければ人間駄目になる』という格言があるが、私はこれに同意しない。なぜなら、私にとっては、仕事が遊びそのものだったから」
「自分の客により良いサービスを行う気があるなら、地下のレイアウトや脇道のアクセスがあるかなど微細に至るまで調べるだろう。これは全てのビジネスマンに言えることだ。『働くこと、働かされること』を楽しまなければならない」
これは、どちらも仕事がいちばん面白いと言っている。

もちろん、仕事以外の遊びに力を入れる・・・これもまたその人の人生ですから、外野がとやかく言うことではありません。

経営者は常に不安を抱えている・・という話しをしました。その不安を少しでも解消するためには、やはり経営の中で結果を出すしかない。では、その結果を出すにはどうしたらいいのか?
経営者なら誰もが「金がない」「このままだと・・」という現実に直面したことがあります。どれほど優良企業といわれているところでも、経営者なら必ずそうした体験をしているはずです。これが当たり前。
では、どうやって、この金のない時期を乗り越えていくか。
それはコツコツ金(キャッシュ)を貯めて、自分の信用力を高めるしかない。一攫千金を狙って訳のわからない投資をするなんて、馬鹿げたことです。我々のような零細企業では、日々の小さな単位の金が貴重です。
そうした金を少しずつ積み重ねていくしかない。

キャッシュフローを貯める・・・生半可なことではありません。毎月10万、20万、増やしていく・・・。これが言うほど簡単なことではありません。その上で、必要な投資は止めてはなりません。
その大事な大事なお金を・・・新しい投資に使う、リスクの大きい投資に使う、必死に成功させようとなるはずです。どうしたら・・もっと良い方法はないのか?
そうやって、初めて、「結果」がついてくるはずです。

人の人生の中で、ここまで必死になれることってそこまで多くないと思います。器用な人でも、せいぜい2つまででしょう。何もかも全てを100%成功させようというのは、不可能でしょう。
多くの人は、1つしかできないでしょう。
その1つを何にするのか?経営者として自分の仕事にするのか・・、それとも他のこと(遊び)にするのかは、自分次第です。