㈱牛コンサル 酪農コンサルタント 代表中野です。
売上が落ち込む前、つまりは、「上手くいっていた」と思い込んでいた時から、この落ち込みは始まっている、ということ。「上手くいっている」=「成功」しているという思い込みにより、今までよりも改善する!という気持ちは消え失せ、保守的になっていた。つまり、マンネリ、形式化、保守化、今までと同じことをしていれば上手くいく・・・という思い込みに支配されていた、ということである。
売上が落ち込んだ時に、もちろん「減った売上を取り戻す」ということも重要ですが、もう一度、同じ過ちを繰り返さないために、どうすればいいかを、真剣に分析し、反省することも非常に重要です。そこに、売上を回復させるヒントもあるからです。
なぜ、「マイナス」が起きたのか?といえば、必ず、その前段階の自分の経営に問題があったはずなのです。上手くいっている、売上が増えている、そこに満足した瞬間に、「積極投資」や「新しい取り組み」をやめてしまっているはずです。今のままがこの先も続くはず、今のままで問題がないはず、そのような気持ちが、この結果を招いていることに気づかなくては、この先も同じことを繰り返すし、今直面している課題を解決することはできないでしょう。
経営が上手くいきすぎると、この先にある、課題に対しても「安易」に考えるようになる。これさえやっておけば大丈夫だ、自分ならできる、自分は他の人間とは違う、などと考える。傲慢になる。
新しいことを=投資を行う、ということに対しては、誰もが失敗する可能性がある。むしろ失敗する可能性の方が高い。その失敗の中で、「もっとこうすればいいのだろうか」というような、改善を1つ1つ繰り返していくことで、積み重ねていく。慎重さと思い切りの良さを交互に重ねていくような、そういう試行錯誤の中でしか、やり方は存在しない。
売上が減ってしまった、経営が上手くいかない、現状は、自分の中でどう反省すべきか。は、決して、今の現在だけのことだけではなく、今までの自分が正しかったのか、ということまで、考えなくてはならない。